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【縁切り】絵馬の書き方のポイントと効果を解説!便利な情報保護シールもご紹介

コラム
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お寺や神社に参拝すると必ず目にするのが、お願い事が書かれたたくさんの「絵馬」です。もちろん、縁切りのために絵馬に願い事を書くのは効果的。

しかし、いざ絵馬を書くとなると、「どうやって書くの?」、「何を書くべき?」、「どうやって掛けるの?」など色々な疑問が出てくると思います。

そこで、この記事では、絵馬の正しい書き方・奉納の作法についてご紹介します

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正しい絵馬の書き方

絵馬の書き方には大きく3つのポイントがあります。それぞれ見ていきましょう。

文字は油性ペンで書くのがベター

まずは、神社境内の授与所で絵馬を授与していただきましょう

あくまで、神様への奉納ですので絵馬を手にする前に寺社に参拝し、神様に挨拶をすることを忘れないでください。この時、「〇〇祈願に参りました」とご挨拶するのが一つの作法です。

寺社参拝が終わり、絵馬を授与していただいたら、心を落ち着けてお願い事を書きましょう。

絵馬に記入する時は、雨などで字が滲まないよう油性ペンで書くことが推奨されています。多くの場合、絵馬記入台にペンが準備してあるので、そちらを借りて記入しましょう。

ただし、ペンの先が潰れていたり、インクが薄かったりする場合もあるので、メモ用紙などを持参して試し書きをしたり、あらかじめ油性ペンを自分で準備しておくとベターです。

近年では、情報保護の観点から、耐水性を備えた絵馬専用の情報保護シールも手に入れることができます。

プライバシーを守りたいという方は、絵馬用の情報保護シールを持参しても良いでしょう。

表面には「奉納」の文字を書く

絵馬の表面には、基本的に絵が書いてあるので、この面にはお願い事を書かないのが一般的です。

お願い事などは裏面の空白部分に書きましょう。

ただし、表面に必ず書かなくてはならないことがあります。

それは、「奉納」の文字です。忘れがちですが、神仏への奉納であることをしっかりと明記しましょう。

神社によって様々なデザインの絵馬があるので、表面、裏面ともに特に横書きか縦書きかのきまりはありません。

ただ、やはり日本古来よりある寺社ですので、多くの場所で元来の日本語の書き方である縦書きがおすすすめされています。

書きたい文字数などに応じて、その都度自分が書きやすい方法を選んでください。

裏面に願い事を書く

裏面の空白部分には、自分の願いを思う存分書いてください。近年は、凝ったデザインの絵馬もありますが、その場合は絵や装飾を避けて空いたスペースに上手く記入しましょう。

願い事を書く時のポイントは、「~しますように」、「~が叶いますように」という語尾で締めることです。

さらに、神様への感謝や、願いを叶えるための誓いも一緒に書くとより神様に伝わりやすいと言われています。

例えば、「今日はお参りさせていただきありがとうございます。毎日欠かさず勉強に励むので、志望校に合格できますように」という書き方です。

また、「~になる!」、「~する!」という決意の形も神様に好まれるとされています。

そして、お願い事と一緒に忘れず記入したいのが、名前です。

生年月日、住所も書くのが望ましいとされていますが、個人情報が流出してしまう可能性もあるので、名前だけの記入に留めましょう。名前の記入はイニシャルでも大丈夫です。

最後に、絵馬の下部に参拝年月日も書きましょう。お願い事がたくさんある場合は、一つの絵馬にいくつか記入することができます。

「より効果を得たい」という場合には、お願いの数だけ絵馬を準備して、書き分けするのもありです。

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絵馬の掛け方の作法

絵馬にお願いを書いたら、正しく絵馬を掛けましょう。

絵馬掛けに絵馬を吊るす

一般的に、神社境内にある「絵馬掛け」と呼ばれる場所に吊るして奉納します。

人の絵馬を落としたり、押しのけてまで絵馬を奉納しても、その姿は神様に見られているので、他の参拝者への配慮と、神様への敬意を最後まで忘れずに、丁寧に絵馬の奉納をしましょう。

絵馬を持ち帰ることはあまりおすすめしません。もともと神様に奉納するものなので、基本的には境内の所定の場所に供えるものと認識してください。

ただし、お願い事を書いていないものは記念に持ち帰ることが出来ます。神様にお願いを届けるものなので、特に記入済みの絵馬は持ち帰らないようにしましょう。

記入した絵馬を家に持って帰ったときは、神棚や、目線より高い場所に大切に保管し、後日また寺社に参拝して奉納してください。

絵馬の裏面を人の目線の高さに奉納する

神様に見えやすいよう、お願い事を記入した裏面が見えるように奉納するのが本来の作法とされています。

人の目と同じくらいの高さが、一番神様から見えやすいと言われているので、丁度良い場所を見つけて奉納しましょう。

しかし、参拝者が多い寺社では、絵馬も多くなかなか良い場所が見つからないこともあると思います。

その場合は、決して人の絵馬の上に自分の絵馬をかけたりせず、工夫してスペースを作り、直接「絵馬掛け」に自分の絵馬が掛かるようにしましょう。

また、人の絵馬の内容はできるだけ読まないようにしましょう。

たくさん絵馬が掛かっている場合などは、どうしても他の絵馬が目に入ってしまうことはあると思います。

しかし、その絵馬も参拝者の思いが込められた大切なものなので、意識的に見ることはせず、自分自身のお願いに集中しましょう

絵馬には効果がある?

実際、絵馬を書いて神様に奉納をすると効果はあるのでしょうか?答えとしては、効果はあります。スピリチュアル的な面と、現実的な面から解説します。

絵馬は神様に願いを運んでくれる

昔から日本では「神様の乗り物」とされた馬が生きたまま奉納されていました。

しかし、一般人には馬は高価すぎて手が出せない、寺社側も増えすぎた馬の管理が大変などの理由から、簡略化されてできあがったのが現在の絵馬です。

そんな絵馬には、「神様の乗り物」として、神様に願いを運んでくれる力があると信じられています。

絵馬を書くと、目標が明確になる

しかし、当然ですが絵馬を奉納しただけでは、願いは叶いません。ただ、絵馬を書くと願いが叶いやすくなるのは事実です。

なぜなら、絵馬を書くにあたって自分と向き合う時間ができるからです。

自身の夢や目標を再認識したうえで、「そのために精進します」と神様の前で誓うことによって、自分の中で覚悟が決まり、願いだけに集中して努力できるようになるからです。

絵馬はあくまで心願成就のサポート役ですが、あなどってはいけません。

参拝の後、神聖な気持ちで絵馬を書いてみてください。これまでの余計な悩みや不安が消え、願いにのみ集中できるような前向きな気分になると思います。

ゴールが明確になれば、自然とその目標に至る道が見えてきます。つまり、やるべきことが見えてくるのです。

あとは、目標や達成したいことに向けて一直線に努力をしていきましょう。

お礼参りも忘れないように

絵馬を書くときの作法を解説してきました。なにか叶えたいことがあるときは、寺社参拝の際に絵馬を書いてみてください。

自分の中で目標を明確にするという効果がありますよ。そして、それを神仏が後押ししてくれると力強く感じることができると思います。

なお、寺社によってルールやおすすめの作法が異なる場合もあるので、迷った時は神社・お寺の方に聞いてみてください。

今回は、絵馬に願掛けする際の作法をご紹介しましたが、一番大切なのは、心です。「神様への感謝」、「叶えたいこと」を心の中で唱えながら、丁寧な字で、丁寧な行動で、しっかりゆっくり願掛けをして、願い事を叶えましょう。

めでたくお願い事が叶ったら、1年以内にお礼参りに行くことも忘れないようにしてください。

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