靴ってどうすれば片付くの?こんな悩みを持つ人って案外多いのではありませんか?自分の靴、家族の靴、たくさんの靴があって気付けば玄関はぐちゃぐちゃ・・・
でも、靴もファッションの一部なので、あれこれ揃えたくなるのが人情というもの。
ベーシックな靴、洋服に合わせた季節感やカラーの靴。健康のことだって考えたいし使う目的によっても変えたいです。
そんな靴が家族の人数分・・・頭が痛くなっちゃいますね。
けれども、「すっきり片づいたらきっと気持ちいいのにな〜」と頭の片隅でいつもそう考えているのも事実ではないでしょうか?
そんなお悩みあなたへ簡単な「靴の断捨離」方法をお伝えします。
この記事では、靴を断捨離するための意識の変え方や実際の手順をご紹介します。難しいことはありませんので、気軽にチャレンジしてみてください。
増えやすい子ども靴のサブスクサービス「Kutoon」の解説はこちら
靴の断捨離は3つの基準で仕分けるところから
靴を断捨離するには、まず3つの基準でさよならする靴を決めましょう。その基準は次の3つです。
シンプルな基準ですが、靴箱の中の靴はどうでしょうか?
それぞれの基準について、詳しく解説します。
基準1:壊れている靴
「壊れている靴」の状態は以下を参考に判断してください。
ちょっと厳しい判断になりますが、靴に感謝しながらびしっと判断しましょう。
穴が開いている
靴全体をくまなく見て、穴があいていないかをよく見ましょう。穴が開いている靴はもう寿命ということですね。
靴底が剥がれて取れている・取れかかっている
靴底は使っていると減るものです。靴底が減った靴で歩いていると、転んでしまう原因にも。張り替え可能であれば修理してください。
でもあまり状態がひどいと、張り替え料金も結構します。そういったものは壊れていると判断しましょう。
付いていた飾りやリボンが取れてなくなっている
飾りやリボンがあってのその靴です。でも、使っているうちに外れてしまうんですよね。
靴箱の隅や周りをよくみて、見つからないようなら、その靴は壊れていると判断しましょう。
基準2:身体に負担のかかる靴
「身体に負担のかかる靴」はおしゃれ心くすぐる素敵なデザインのものが多いですね。でも、身体に負担がかかることによって健康を損なってしまう可能性が大きくなります。
これからの生活を考えると、できるだけ身体に優しい靴を履きませんか?どんな靴が身体に負担がかかるかは以下を参考に判断してください。
7cm以上のハイヒール
ヒールの高さは6㎝までにするのがおすすめです。
ヒールの高さは3〜5cmにすることで、体重が足裏の前後にバランスよく分散されるという学会の資料もあります。(ぺたんこの靴でも実は歩くときに負担がかかるんです!)
そして7㎝以上のハイヒールは、体重がつま先の方にかかってくるため足が疲れやすくなります。また、ハイヒールを常用すると、骨盤が前傾する状態が持続するため腰痛の原因にもなります。
(参考)ヒール高の違いが立位姿勢および歩行時の骨盤角度に及ぼす影響
健康のためにも、この際ですから断捨離対象としましょう。
つま先が締め付けられる靴
足先は5本の指が自由に動く靴が望ましいとされています。
特に子どもの場合、足の成長のために足先が広く、つま先に5mmほどの余裕がある靴を履きましょう。
通気性の悪い靴
通気性の悪い靴は蒸れやすく、足に負担をかけます。最悪、水虫なんてことになりかねません。
そのため、このような靴は手元に残しておかないようにしましょう。
基準3:履いていない靴
「履いていない靴」ってどんな靴のことでしょう。
以下を参考に判断してみてください。
1年以上履いていない靴
シンプルに全シーズン通して一度も履いていないのであれば、履いていない靴認定です。
デザインが古くなった靴
靴のデザインの流行りすたりによって、履きにくくなっている靴ありませんか。「あの頃は流行ってたから買ったけど、今はちょっと・・・」みたいな。
これも履かない靴の対象です。
足が痛くなる靴
これは基準2の身体に負担がかかる靴ともいえます。
特に子どもは、すぐに足の大きさが靴に合わなくなってしまいます。足に合わない靴を履き続けるのは、子どもの成長に良くありませんよね。
そういった靴は「履いていない靴」として、これを機会に断捨離しちゃいましょう。思い出として一足だけ取っておくのはアリですよ。
効果的な断捨離をするための5ステップ
断捨離の基準はわかったけど、実際に断捨離するにはまだまだ進めないあなたへ、簡単かつ効果的に靴を断捨離する5ステップをご案内します。
以下のステップにしたがって、進めてみてくださいね。
持っている靴を全て出して見えるように並べる
まずは全体の把握です。
持っている靴を全て出して並べてみましょう。文字通り「全て」ですよ!
シューズボックスの下やシューズボックス以外の場所に保管しているものも全て出して並べてみます。
意外にたくさんありませんか?このように持っている靴を全て把握することで今の靴箱の状態をしっかり確認できます。
絶対に必要な靴をシューズボックスに戻す
持っている靴全てを確認できたら、今度は「絶対に必要な靴」だけシューズボックスに戻します。絶対に必要な靴は上記の3基準をベースに、自分がワクワクする靴を選んでください。
日本は四季があるので、季節や用途も考えたうえで、本当に必要な靴は上限10足程度で判断するとよいでしょう。
断捨離の基準はワクワク感
断捨離は自分の感情に注目する整理術です。その靴を履いたときの気持ちの動きを重視してください。
自分がワクワクする靴だけを履く生活って素敵ですよね。毎日シューズボックスをみて選ぶときに自分の好きな靴しかないのです。ワクワクしないわけがありません。自分だけが分かる素敵な靴をセレクトしてくださいね。
今の自分の価値観やライフスタイルに照らし合わせて考える
このように靴の断捨離は、自分の価値観をもう一度見直す良い機会です。
靴から見た今の自分のライフスタイルを今後もこのまま続けるのか?それとも方向転換するのか。自分が何に価値観を見出すかを考えれば、人生を変えることになるかもしれませんね。
その靴が占領しているスペースを考える
靴のセレクトができたら、もう一度その靴が占めているスペースを考えてみてください。その靴が占めているスペースは、その靴の必要性と合っていますか?
例えばロングブーツ。
冬しか履かず、毎日履くわけではないけれど場所を取りますよね。本当に必要かどうかもう一度考えてみる価値はあるかもしれません。
それでもワクワクが止められないなら、残す価値ありですね。
もし、たくさんのスペースが空いたなら、1足新しいワクワクする靴を買うのもおススメです。
断捨離した靴の処分はフリマアプリやリユースショップを利用してみる
処分する靴は決まりましたか?今まで自分や家族を支えてくれた靴です。感謝して処分をしましょうね。
靴はゴミとして処分するのもいいですが、せっかくなのでフリマアプリやリユースショップを利用するのも検討しましょう。
ゴミを減らして、環境保護になるし、ちょっとしたお小遣いになるかもしれません。
フリマアプリで一番利用者の多いのがメルカリです。メルカリのメリット・デメリットは下の記事から
靴の断捨離は運気を上げる
輝く足元の人は素敵な新しい未来へ向かっていきます。
つまり足元を輝かせることによって、新しい未来を切り開き、自分の人生をしっかりとした足取りで歩むのです。素敵な靴をセレクトできる人は素敵な運を手に入れ、楽しい人生を歩んでいけるでしょう。
履き古した靴や汚れた靴が運気を下げる
履き古した靴や汚れた靴、すなわち大切にしていない靴を履いている人に良い運はやってきません。自分の好きな服・靴を大切にお手入れしている人にこそ、人はついてきます。
運というのは人についてくるものです。良い運を持った人が身の回りに多く集まれば、それだけでよい運を持つことができます。
つまり、履き古した靴や汚れた靴を履くのは運気を下げることにほかなりません。
大切にお手入れした靴を履いて、運気を上昇させましょう。
不要なものでいっぱいになった空間が運気を下げる
不要なものがたくさんある空間はごちゃごちゃして落ち着かないものです。そういうときは、得てして頭の中もごちゃごちゃしているもの。
そんな空間に良い運がやってきたいと思うはずはありません。
良い運はスッキリと片付けられて、自分がいる場所があるなと安心できるところにこそやってきます。良い運が来てほしいのであれば、不要なものを処分してゆったりとしたスペースを作りましょう。
片付けることで、精神的にも余裕ができてスッキリできますよ。
新調した靴を履くワクワク感が幸運を呼ぶ
さきほどの基準やステップで断捨離したら、「靴箱のスペースがだいぶ空いちゃったな・・・」
という人もいるはず。それならば満を持して、ワクワクする新しい靴を買いに行きましょう。新しい靴を履くイベントはいつだってワクワクしますよね。
幸運は笑顔で楽しい人が大好き。そしてきれいに片付いたスペースも好みの場所です。そんなワクワク幸せいっぱいの人の所へ幸運は喜んでやってくるものです。
良い靴は良い出会いを運んできます
靴にまつわる格言があることをご存知ですか?
「素敵な靴はあなたを素敵な場所へと連れて行ってくれる」
(フランスのことわざ)
「靴はその人の人格を表す」
(イタリアのことわざ)
「良い靴を履いた女性は決して醜くならない」
(CHANELの創業者ココ・シャネルの名言)
あなたはとっておきの靴を履くべき、ということを教えてくれるメッセージに聞こえますね。
新しい靴を手に入れると気持ちも前向きになり、思わずどこかに出かけたくなるものです。
ワクワクした心で物事をみれば、今までになかった発見や幸せに出会えるかもしれませんよ。